LEAGUE

ルールと用語集

カーリングの聖地 北見

カーリングは500年ほど前、スコットランドのカーリングに似た遊びが原型で、凍った池の上で子供達が石をすべらせて遊んでいたところ、それを見た大人たちがスポーツとして発展させていったとされています。その当時は、底の平たい石を氷上に滑らせていました。ルールの基となるものは200年ほど前(18世紀初め頃)のカナダで確立されたと言われています。北見市はカーリングがとても盛んで、ジュニア選手からプロのチームまで、たくさんの選手が日々切磋琢磨しています。街全体でカーリング選手を応援し、また自らも体験できる北見市は、まさに「カーリングの聖地」と言えるのです。

カーリングの基本ルール

カーリングは、エンドと呼ばれる1回の攻守で、リード、セカンド、サード、スキップの4人が2回ずつ合計8回ストーンを投げ、中心の近くにストーンを置いたチームのストーンの数を得点とし、10エンドの得点の合計を競うゲームです。

カーリングは「紳士のスポーツ」

  • 誤ってストーンに触れた場合は速やかに自己申告をしましょう。
  • 相手チームの投球時は、動いたり音をたてたり集中を妨げるようなことはしてはいけません。
  • 相手チームのミスを喜んではいけません。
  • 氷は手間と技術と時間をかけて作られています。氷の状態によってストーンの軌道や滑りやすさは非常に影響を受けます。その為、故意に傷を付けたり投球後に手をついたりしてはいけません。
  • シートの掃除はゲームに勝利したチームが行います。

相手チームに敬意を込めて握手をする「コンシード」

点差や試合状況から勝てないと判断し、相手チームの勝利を認めることを「コンシード」と言います。6エンドを後から行えます。相手チームへ敬意をこめて、相手選手に握手を求め、競技が終了となります。

ストーンの投げ方

投球時のフォーム

ハックにスライダーの付いていない足を掛けてしゃがんだら、ストーンを持つ手と反対の足を同時に前に出します。

1の状態のまま、お尻を持ち上げます。

スライダー側の足と一緒に上体を後ろに引きながら重心を移動します。

後ろ足でハックを蹴ると同時に前に出てる足に体重を移動し、ストーンとともに前方に滑らせます。勢いのある内にストーンを離しましょう。

  • 蹴り出した後ろ足は膝を伸ばしてみましょう。
  • 脇に抱えたブラシでバランスを取りながら、スキップのブラシを目掛けて勢いよく蹴り出しましょう。

ストーンの持ち方

利き手でストーンのハンドルをしっかり握り、親指は上向き、他の指はハンドルを囲むようにします。

ストーンを握りながら、手首を返してハンドルを回転させます。これによってストーンにも回転がかかります。

ストーンは回転によって進む方向が変わります。狙いたい場所を目指して挑戦してみましょう!

スイープの仕方

ストーンを進めるために、アイス上をブラシでこすりながら進めることを「スイープ」と言います。進む距離が伸びたり、曲がる方向を調整できます。 ブラシの持ち手の下の方を握り、ヘッドを氷に向けて平行に置きます。 ブラシに体重を掛け、早いスピードで氷をこすりましょう!

スイープは掛け声が重要

ストーンとハウスの距離と速度を見ながら声を掛けてコミュニケーションをとります。

上部へスクロール